よくある質問

下記はお客様から頂いたご質問をまとめたものです。質問をクリックすると回答がご覧になれます。
詳細については診断薬営業情報室 までお問い合わせ下さい。

  • 体外診断用医薬品
  • 研究用試薬:キット
  • 研究用試薬:抗体その他
  • 製品全般

7675 マウスIgE測定キット「ヤマサ」EIA

80072 ラット/マウスSP-Dキット「ヤマサ」EIA

  • 標準液のポイントを減らしたり、ブランク(0ng/mL)を省くことはできますか?

    吸光度は測定時の条件等で、同じ濃度の標準液・ブランク・試料でも測定毎に微妙にかわります。標準液、ブランクは毎回同時に測定して下さい。
    標準曲線は標準液各ポイントの吸光度により変動するため、すべてのポイントを毎回測定して下さい。

  • 1キットで複数回測定を行う場合、2回目以降は最初作製した標準曲線を使えばいいのですか?

    吸光度は測定時の条件等で、同じ濃度の標準液・ブランク・試料でも測定毎に微妙にかわります。標準液、ブランクは毎回同時に測定して下さい。
    標準曲線は標準液各ポイントの吸光度により変動するため、すべてのポイントを毎回測定して下さい。

  • 同じロットであるなら、標準曲線は測定毎に立てなくても大丈夫でしょうか?

    吸光度は測定時の条件等で、同じ濃度の標準液・ブランク・試料でも測定毎に微妙にかわります。標準液、ブランクは毎回同時に測定して下さい。
    標準曲線は標準液各ポイントの吸光度により変動するため、すべてのポイントを毎回測定して下さい。

  • 標準液をラットSP-Dとして他の目的に転用できますか?

    標準液は測定に適した形態で添付されているため、他の目的には使えません。また、ラットSP-D蛋白のみの販売は行っておりません。

  • ラットSP-D蛋白は販売していますか?

    標準液は測定に適した形態で添付されているため、他の目的には使えません。また、ラットSP-D蛋白のみの販売は行っておりません。

  • ラットSP-D当量からマウスSP-D量を計算によって求める方法はありますか?

    ラットSP-D当量よりマウスSP-D量を算出する方法はありません。

  • マウスSP-D用標準液は販売していますか?

    マウスSP-D用標準液は販売しておりません。

  • ラット・マウスの種属によって血清中SP-D濃度は異なるのでしょうか?

    すべてのラット・マウス種属別のSP-D値について詳しく検討されておりません。

  • ラット・マウス以外の動物SP-Dを測定できますか?

    本製品で測定が可能であると確認されたのはラットおよびマウスSP-Dだけです。他の動物種SP-Dについては確認されておりません。

  • 製品の酵素標識抗体をウエスタンブロッティングや組織染色に応用できますか?

    製品に添付されている構成試薬は、測定に適した形態で添付されております。他の目的に使用することはできません。

  • 製品に使用している抗体の認識部位を教えて下さい。

    抗体の認識部位については検討しておりません。

  • どんな試料中のSP-Dでも測定することができますか?

    測定原理から考えますと、抗体が反応する条件であれば種々の試料中のラット・マウスSP-Dの検出が可能であると思われます。しかし、含まれる他の物質、溶液の状態等が測定系に与える影響について検討されていないため、正確に測定できない可能性があります。
    リコンビナント蛋白質についても、天然型蛋白とアミノ酸配列や立体構造の相違により、抗体の反応性が異なる可能性があります。そのため天然型と同様には測定できない場合があります。
    本製品の測定対象は血清と気管支肺胞洗浄液中のSP-Dであり、それ以外の試料につては測定値の保証ができませんのでご注意下さい。

  • リコンビナントSP-Dを測定することはできますか?

    測定原理から考えますと、抗体が反応する条件であれば種々の試料中のラット・マウスSP-Dの検出が可能であると思われます。しかし、含まれる他の物質、溶液の状態等が測定系に与える影響について検討されていないため、正確に測定できない可能性があります。
    リコンビナント蛋白質についても、天然型蛋白とアミノ酸配列や立体構造の相違により、抗体の反応性が異なる可能性があります。そのため天然型と同様には測定できない場合があります。
    本製品の測定対象は血清と気管支肺胞洗浄液中のSP-Dであり、それ以外の試料につては測定値の保証ができませんのでご注意下さい。

  • 血清や気管支肺胞洗浄液を低希釈倍率で測定したいのですが。

    添付文書に記載されている希釈倍率より低い倍率で希釈した場合、試料中に含まれる他成分の影響を受け、正確に測定できない場合がございます。そのため添付文書に記載されています希釈倍率での測定を推奨いたします。

  • ラット・マウスの正常値を教えて下さい。

    本製品を用いたラット・マウス正常値について詳細な検討は行っておりません。また、SP-D値は飼育条件や実験条件等で変動する可能性があります。検討毎に必ずコントロール試料をご準備下さい。なお、本製品のプロトタイプであるELISAにて正常ラットを測定した結果は こちら でご覧頂けます(プロトタイプでの結果であり、例数も少ないため、あくまで参考値としてご参照下さい)。

  • 肺傷害以外でラット・マウスの血清SP-D値が上昇することはありますか?

    ラット・マウスでSP-D値が上昇する例については明らかになっておりません。参考までにヒトの場合、間質性肺炎、過敏性肺臓炎、肺線癌などで上昇例が報告されています。

  • キット以外に測定に必要な物はなんですか?

    本製品には必要な試薬がすべて含まれています。試薬の調製は洗浄原液と酵素標識抗体の希釈、発色液Aと発色液Bの混合だけです。その他には、マイクロピペットなどの汎用機器と450nmの吸光度を測定できるマイクロプレートリーダーが必要となります。
    試料は希釈する必要がありますが、特に前処理は必要ありません。

  • 自分で調製しなければならない試薬はありますか?

    本製品には必要な試薬がすべて含まれています。試薬の調製は洗浄原液と酵素標識抗体の希釈、発色液Aと発色液Bの混合だけです。その他には、マイクロピペットなどの汎用機器と450nmの吸光度を測定できるマイクロプレートリーダーが必要となります。
    試料は希釈する必要がありますが、特に前処理は必要ありません。

  • 試料の前処理は必要ですか?

    本製品には必要な試薬がすべて含まれています。試薬の調製は洗浄原液と酵素標識抗体の希釈、発色液Aと発色液Bの混合だけです。その他には、マイクロピペットなどの汎用機器と450nmの吸光度を測定できるマイクロプレートリーダーが必要となります。
    試料は希釈する必要がありますが、特に前処理は必要ありません。

  • 反応時間を長く/短くして測定できますか?

    本製品は添付されている構成試薬を添付文書に記載された方法で測定した場合のみ、その性能が保証されております。構成試薬を変更されたり記載以外の方法でのご使用された場合、測定結果について保証できません。

  • 試料容量を多く/少なくして測定できますか?

    本製品は添付されている構成試薬を添付文書に記載された方法で測定した場合のみ、その性能が保証されております。構成試薬を変更されたり記載以外の方法でのご使用された場合、測定結果について保証できません。

  • 構成試薬の一部を自作したものに替えても測定はできますか?

    本製品は添付されている構成試薬を添付文書に記載された方法で測定した場合のみ、その性能が保証されております。構成試薬を変更されたり記載以外の方法でのご使用された場合、測定結果について保証できません。

マウス抗DNP-IgE (7676)

抗インターフェロン抗体 (7889,7890,7891)

抗エンドセリン抗体 (7631,7632)

抗マウスIgE抗体 (7617,7627)

抗ミオシン重鎖抗体 (7599,7600,7601)

  • 抗体中のIgG含量はいくらですか?

    本製品はマウス腹水分画のため、抗体量は測定しておりません

  • 各抗体の動物種別交差性、交差率を教えて下さい。

    ヒト、マウス、ラット、ウサギについては こちら をご覧下さい。ブタ、イヌ、サルについては検討しておりません。
    なお、7600,7601,7602につきましてはマウス由来のためマウス抗原に対しては反応性が確認できません。
    交差反応性は染色等で行っているため、交差率は求めておりません。

  • 組織染色への応用方法を教えて下さい。

    試料の種類、状態によって結果が異なるため、予備検討して条件を決定して下さい。
    試料はパラフィン除去をしてから染色して下さい。マイクロウエーブ処理が必要な場合もあります。抗体は400倍から3000倍の間で希釈率をご検討下さい。具体的な方法については下記論文をご参照下さい。

    Masanori Aikawa etc. Redifferentiation of Smooth Muscle Cells After Coronary Angioplasty Determined via Myosin Heavy Chain Expression. Circulation. 1997;96:82-90.
    Yohko Nagai etc. Renal vascular walls in patients with preeclampsia superimposed on essential hypertension. Am J Kidney Dis. 2001;37(4):728-35.

  • ウエスタンブロッティングへの応用方法を教えて下さい。

    試料の種類、状態によって結果が異なるため、予備検討して条件を決定して下さい。
    希釈倍率は抗体・試料により10倍から1000倍でご検討下さい。SM1は分子量約20万4千Da、SM2、SMembはともに約20万Daと非常に大型の分子のため、電気泳動する際には注意が必要です。具体的な方法等は下記文献をご参照下さい。

    Makoto Kuro-o etc. cDNA cloning of a myosin heavy chain isoform in embryonic smooth muscle and its expression during vascular development and in arteriosclerosis. J Biol Chem 1991;266:3768-3773.
    Masanori Aikawa etc. Human smooth muscle myosin heavy chain isoforms as molecular markers for vascular development and atherosclerosis. Circ Res. 1993;73:1000-12.

抗ラットIgE抗体 (7592,7610)