甲状腺とヤマサ
THE THYROID AND YAMASA
甲状腺の働きと病気
ABOUT THE THYROID
独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
日本甲状腺学会 前理事長
田上 哲也 先生監修
甲状腺とは、のどぼとけの下にある臓器のことで、私たちの身体に必要不可欠な甲状腺ホルモンを作っています。甲状腺ホルモンは身体の新陳代謝や成長を促す働きを担っています。しかし、このホルモンが過剰に作られたり、不十分だったりすると、様々な症状を引き起こす原因となります。
ホルモンが過剰に分泌されるなどして血液中の濃度が上昇した状態は「甲状腺中毒症」と呼ばれます。反対にホルモンの分泌が不足してしまう状態は「甲状腺機能低下症」と呼ばれます。
甲状腺中毒症の代表的なものには甲状腺機能が亢進して引き起こされる「バセドウ病」という病気があげられます。
また、バセドウ病のお母さんから産まれた赤ちゃんも「新生児バセドウ病」という病気を引き起こすことが稀にあります。
さらに、物が二重に見えてしまう複視や眼球が突出してしまう等の症状を引き起こす「甲状腺眼症」という病気を合併することがあります。