レニン活性キット「ヤマサ」

  • 内分泌・代謝

原発性アルドステロン症

レニンは腎臓の傍糸球体細胞 から分泌され、レニン–アンジオテンシン–アルドステロン系の起点として働く酵素であり、アンジオテンシノーゲンをアンジオテンシン I に変換する反応を触媒します。
レニン活性は、血圧調節や体液量の変化に影響を受ける動的指標であり、原発性アルドステロン症や腎血管性高血圧症などの二次性高血圧の診断と鑑別に有用です。

使用目的

血漿中のレニン活性測定

測定原理

本製品は、検体中のレニンによってアンギオテンシノーゲンを反応させ、そこで産生されたアンギオテンシンⅠを酵素免疫測定法(EIA)で測定することで、レニン活性を定量するキットです。
検体とアンギオテンシノーゲンを反応させると、検体中のレニンによりアンギオテンシンⅠが生成されます。その後、この反応液に酵素標識アンギオテンシンⅠを加え、生成したアンギオテンシンⅠと酵素標識アンギオテンシンⅠをマウス抗アンギオテンシンⅠ抗体に競合的に結合させます。この抗体を固相化した抗マウスIgG抗体でプレート上に捕捉し、発色基質を加えることで、結合した酵素標識アンギオテンシンⅠが発色します。検体中のレニン活性が高いほど非標識アンギオテンシンⅠが多くなり、酵素標識アンギオテンシンⅠの結合量が減少するため、発色強度は低下します。既知の活性を持つ標準液と同時に測定し、発色強度の比較から検体中のレニン活性を算出します。

測定範囲

0.15~45ng/mL

製品仕様

製品番号80137
包装単位1キット(384テスト用)
保管条件2~8℃
別売品なし

主要文献

タイトル著者文献
Measurement of Plasma Renin Activity by a Simple
Solid Phase Radioimmunoassay.
Ikeda I et al.
J Clin Endocrinol Metab 54: 423, 1982
EIA法による血漿レニン活性測定キットであるレニン活性キット「ヤマサ」の開発と その基礎的検討宇津貴央 他医学と薬学 73 :311, 2016

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