マウスIgE測定キット「ヤマサ」EIA

特徴

本キットは2種類のモノクローナル抗マウスIgE抗体を使用したELISAです。高感度にマウスIgEを測定できます。使用している抗体はマウスIgE特異的であり、他のイムノグロブリンには交差しません。全ての試薬はキットに同封されており、新たに試薬を調製する必要はありません。反応は約2時間で終了します。96穴マイクロプレートを用いていますので一度に多数のサンプルを処理できます。測定には450nm吸光度が測定可能なマイクロプレートリーダーが必要ですが、それ以外には特に特殊な機器は必要ありません。

製品の内容

●製品コード:7675
●キット構成内容(1キット分)

試薬名 容量 数量
①マウスIgEプレート 96穴マイクロプレート(8穴x12本) 1セット
②マウスIgE酵素抗体液 11mL 1本
③マウスIgE標準液
500、250、100、50、10ng/mL
各1mL 各1本
④検体希釈液(0ng/mL標準液) 30mL 1本
⑤発色液 15mL 1本
⑥洗浄原液(10倍濃縮液) 50mL 1本
⑦反応停止液 12mL 1本

○貯蔵方法:2~8℃

○有効期間:キット外箱に記載

測定法の概略

マウス血清は25倍希釈したものを測定に使用します。25倍より濃い状態の場合は血清成分の影響を受ける可能性がありますのでご注意ください。
1. マウスIgEプレートをウェルホルダーにセットする
2. 希釈検体、マウスIgE標準液、検体希釈液 各100μL
3. インキュベーション(20~25℃、30分間)
4. プレート洗浄(各回洗浄液300μL、3回)
5. マウスIgE酵素抗体液100μL
6. インキュベーション(20~25℃、30分間)
7. プレート洗浄(上記4.と同じ条件)
8. 発色液100μL
9. インキュベーション(20~25℃、15分間)
10. 反応停止液100μL
11. 450nmの吸光度測定
12. 標準曲線を用いて検体中のマウスIgE濃度を読みとる

実測値

【標準曲線例】
マウスIgE測定キット「ヤマサ」EIA
【マウス血清測定例】
本キットを用いて皮膚炎を発症したNc/Ngaマウスの血清中IgEを測定した結果は以下の通りです。

Sample 濃度(ng/mL)
1 1212 平均±SD=
4211±1985ng/mLなお、SPF状態のBALB/cマウス血清では25倍希釈した状態でIgEは検出されませんでした。
2 4672
3 6264
4 2827
5 3386
6 2849
7 4810
8 7607
9 5926
10 2556

 

その他疑問点は Q&A をご覧頂くか、診断薬営業情報室 へお問い合わせ下さい。

参考文献

1. T. Hirano et al. (1988). Int archs allergy appl. immun. 85. 47.
2. T. Hirano et al. (1988). Medical immunology. 15. 211.